2016年年3月18日(金)〜19日(土) 石川県文教会館 第29回 日本創外固定・骨延長学会 会長:土屋 弘行(金沢大学大学院機能再建学教授)

ご挨拶

会長 土屋弘行 この度、平成28年3月18日(金),19日(土)の両日に第29回日本創外固定・骨延長学会を開催させていただくこと、誠に光栄と存じます。これまでに金沢大学整形外科では、第10回より日本創外固定研究会から日本創外固定・骨延長学会となっての初めての開催となりました。第10回(1997年)に本学会を開催させていただき、以来19年ぶりの金沢での開催となります。このような長い歴史と伝統のある会を主催させていただくことに深く感謝し、教室員および同門会一同、鋭意準備をしてまいりたいと思います。学会のテーマは、「拡げよう創外固定の輪」とさせていただきました。

近年、内固定材の進歩、そして医師や患者の創外固定器に対する嫌悪感などから創外固定・骨延長が下火になりつつあります。しかしながら創外固定器でしか治療を行えない疾患・症例があるのも事実であります。本学会では、今後の創外固定を用いた治療の行く末を考える一方、創外固定器に触れる機会が減った若手医師に対する教育を行うことで、現在創外固定を応用されている先生には新しい創外固定(輪)の有用性を拡げていただき、そして新しく創外固定(輪)を使用される先生の裾野(輪)を拡げていきたい思いのもと、テーマをかかげさせていただきました。

今回は「創外固定の未来」「新しい偽関節・感染性偽関節治療」の2つのシンポジウムと「創外固定器を併用した軟部組織再建法」「骨軟部腫瘍に対する創外固定器を用いた治療」「小児に対する創外固定治療の適応と限界」の3つのパネルディスカッションを予定しております。奮って演題を応募していただきたいと思います。

招待講演では、Sinai Hospital of BaltimoreのJohn Herzenberg先生、Hospital for Special SurgeryのRobert Rozbruch先生にお話していただきます。また教育研修講演では、富山市民病院の澤口毅先生に「骨盤骨折:初期固定と再建,創外固定の適応と限界」、金沢こども医療福祉センターの櫻吉啓介先生に「小児の下肢変形と歩容異常」をお話していただきます。

北陸新幹線が平成27年3月に開通し、古都金沢は沢山の国内外の観光客で賑を見せております。学会が開催される3月下旬は、春の足音も聞こえる頃で、季節変わりゆく城下町金沢の風情を大いに楽しんでいただけるものと思います。多くの学会員および関係者の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第29回日本創外固定・骨延長学会
会長 土屋弘行